サイエンスポータル SciencePortal

ホームページ > 文化 > 故宮・御花園のかつての美観、VR技術で再現

編集:
故宮・御花園のかつての美観、VR技術で再現

時間:2020-12-31 10:19

图片默认标题_fororder_01

图片默认标题_fororder_02

图片默认标题_fororder_03

图片默认标题_fororder_04

12月19日に故宮博物院が行ったVR作品「御花園」発表会の様子

 長らくその姿を消していた故宮・御花園の本来の風景が19日、バーチャルリアリティー(VR)技術によって再現されました。見学者はかつての美しい景観を鑑賞できるだけでなく、現実では近寄ることができない堆秀山に登ることなどもできます。

 長さ20分のVR作品「御花園」は、15分間の紹介パートと5分間のインタラクティブなゲームパートからなっています。先進的な3Dレンダリングエンジンを使って、光と影をリアルタイムで表現し、御花園の一日の変化を細やかに表現しています。かつて、御花園で実際に飼育されていた子鹿や、泳いでいた魚、植えられていたカイドウの木までが、バーチャルで復元されています。

 故宮博物院の単霁翔院長は、「この『VR故宮』は来年から巡回上映を開始する。公式サイトのローンチも予定されており、データがアップロードされれば、ユーザーは家から一歩も出ずに故宮を見学することも可能になる」と明らかにしました。(Yan、謙)

 

ページトップへ