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「国家宝蔵」シリーズ第2弾が放送開始

時間:2020-12-31 10:19

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「大公報」の記者の立場から「様式雷」のレジェンドを語る王菲氏。

 中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)の制作による大型番組「国家宝蔵」シリーズの第2弾が9日午後7時30分、CCTVバラエティーチャンネル(CCTV-3)で放送を開始しました。

 初回の放送では、故宮博物院に保存されている「様式雷」建築の熱転写の模型、唐代の詩人・李白の草書「上陽台帖」、清代乾隆の時代に作られた「金甌永固杯」の国宝3点が登場しました。そして、タレントの王菲、黎明、翟天臨、濮存昕らが、守護者としてこれらの国宝に関する「前世のレジェンド」と「今の物語」を披露し、国宝との縁を語りました。

 「様式雷」とは、清代王室の建築デザインを260年余りにわたって手がけた雷氏一族にちなんで名づけられたもので、中国の世界文化遺産の6分の1を占めています。

 「金甌永固杯」は、当時、乾隆帝が自らデザインして作り上げたもので、天下泰平を願う気持ちを象徴しています。

 中国の文化史には、2回の偉大な出会いがあります。1つは孔子と老子の出会い、2つ目は杜甫と李白の出会いです。李白の草書「上陽台帖」は、「詩仙」と呼ばれる李白と、「詩聖」と呼ばれる杜甫が出会った時に作られたと伝えられています。(玉華、森)

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乾隆帝を演じる黎明氏(中央)。

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新劇の舞台で李白を長年演じてきた濮存昕氏(右)と、
番組で守護者として李白を演じる翟天臨氏。

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