通常の興行収入とは別に、鑑賞性、思想性、独創性、拡散力などの指数を評価基準として行われた上映中の国産映画に対する満足度調査の結果が7日に発表され、映画『クールフィッシュ（無名之輩）』が81.5点でトップにランキングされました。

　今回の調査では、10月下旬から12月初めまでの間に上映された国産映画9本が評価対象となりましたが、満足度が80点を超えた「優秀」作品は僅か3作品で、市場のパフォーマンスには特筆すべき点が見られませんでした。

　今回トップにランキングした『クールフィッシュ』は、社会の底辺で力強く生きる名も無き市民たちが、ある強盗事件をきっかけに現実と果敢に向き合っていく姿を描いたブラックユーモアコメディ作品です。

　なお、この調査は中国映画芸術研究センターとエンタテインメント産業のシンクタンクであるエントグループが2015年旧正月（春節）から始めたもので、今年で3年目を迎えます。（閣、む）