チベット自治区文物局が29日に伝えたところによりますと、チベット高原東南部人類遺跡・生息環境総合科学調査隊が、2回目の実施調査でチベット林芝の立定村で、新しい古代人の遺跡を発見したということです。

　調査隊は、立定村で陶器の破片、石製の道具、動物の骨、炭屑、古代の土などを採取しました。今後は採取したものを研究して、チベット東南部ヤルツァンポ川流域の古代人の活動と生息環境における相互作用を解明する予定です。（任春生、星）